『レモスコ』と『のり天レモスコ味』

広島が生んだ万能調味料『レモスコ』。
癖になるこの味はどんな料理にも合うとして評判になっております。

「今までにない調味料をつくりたい！」という熱い想いでレモスコは開発されました。
願望を実現させるというのは非常に難しいことです。
さらに今回でいえば今までにない商品ということで、これまでの常識に捉われない斬新な発想と、それを形にするだけの技術と、トライ&エラーを繰り返す不屈の精神と、その他諸々様々なものが要求されるわけです。
そんな艱難辛苦を乗り越え満を持して生まれたこの商品は、熱い想いに十二分に応えることに成功した新感覚調味料となっております。

どこが新感覚なのかといえば、それは酸味・辛味・旨味が絶妙なバランスを保っていることです。
味覚の五大要素のうち三つという過半数を超える要素を調和させるという偉業が織りなす味は、まさに今までにない調味料であると言わざるを得ません。
その美味しさの秘密は商品名の『レモスコ』に隠されています。

最初の“レ”はレモンのことです。
瀬戸内の穏やかな気候が生んだ高い糖度とまろやかな酸味が特徴の広島県産レモンを使用しております。
次の“モ”は藻塩を指しています。
美しい瀬戸内の海水から作られたこの藻塩は『海人の藻塩』と呼ばれ、海水と海藻だけの旨味が凝縮した繊細で心にしみ入る味が特徴です。
そして“ス”はもちろん酢のことです。
この酢が他の食材たちを見事に包みこんでおります。
最期に“コ”は胡椒のことです。
胡椒とはいっても九州で言うところの胡椒なので、一般的にいえば唐辛子です。
みずみずしさと、刺激的な辛みが特徴の九州産唐辛子を使用しております。

以上、酸味のレモンと旨味の藻塩と辛味の胡椒とそれらを繋ぐ酢。
これがレモスコという商品の正体でございます。
ちなみにレモスコの名前の由来を食材の頭文字と言いましたが、これは公式の見解ではなく、あくまで私個人の見解なので違っていたらすみません。
しかし先ほど挙げた食材たちの説明は本当なのでどうぞご安心ください。

さて長くなりましたが皆さんにもレモスコの魅力が伝わったことと思います。
しかし今回はこれで終わりではありません。
なんとその宇宙宇一の調味料であるレモスコを用いた美味しいお菓子があるんです。

『のり天レモスコ味』です。
賑やかなパッケージが目印のこの商品。
大きく可愛らしい目が描かれておりますが、その目線は真上になっています。
目線の心理学によれば、それは頭が空っぽであるということの表れです。
つまりこの商品はそれほどまでに、のり天だけにノリノリにテンアゲで楽しめてしまう美味しい魔性のような商品であると言えるでしょう。
これであなたもパリピの仲間入りです。
レモスコのきゅんとすっぱいレモンの酸味と程よい辛味がイカ天の味わいとマッチした、まさにレモスコのレモスコによるレモスコのためのスナック菓子です。