『木の屋石巻水産 金華さば』

ときたま雨や雪の日がありながらも、ここ最近は雲1つない綺麗な青空の日が多いですね。
散歩が好きな私にとっては、寒さというデメリットを補って余り有る気持ちの良い景色が広がるので嬉しい限りでございます。
そんな美しい青空だからこそ、いつもの7割増しくらいで上を向きながら歩くことが多いです(※良い子は前を見て歩きましょう)。
そうやってほけーっと眺めていると、本当にこの先に宇宙という無限にも等しい空間が広がっているのかと疑ってしまうことがあります。
いくら手を伸ばしたって届かないほどの高い位置に青い天井があるだけなのではないだろうか。そういった閉塞感に苛まれます。
空と宇宙の狭間を行き来したことなどもちろんありません。
テレビなどの映像で、あるいは教科書などで得た知識で、そうであることが当たり前であると普段は思い込んでいるだけです。
もしも頭が良い人たち、偉い人たちの陰謀によって騙され続けてきたと言われても、それに反論することなど私にはできません。
そんな風に考えると何の根拠もなしに様々なことを信用しているこの世界って怖いなって思えますね。
やはり本当に信じられるのは自分で体験したものに限るという結論を得たところで、今回ご紹介する商品は、私が実際に食べてみて美味しいと思った缶詰になります。

この金色の蓋で高級感を演出しつつも派手になりすぎないように、されど品位を損なわないように側面には黒と白を基調としたパッケージが目印の商品。
金華さば 水煮・味噌煮になります。

そもそも金華さばってなんぞやという話ですよね。
宮城県は金華山沖で漁獲され、“石巻港に”水揚げされた“旬の”“大型の”真鯖となっています。
つまり金華山沖でとれたすべての真鯖が金華さばというわけではないのです。
決まった時期に漁獲され、厳選された大型の鯖にのみ金華さばという栄えあるブランド魚の称号が与えられるわけですね。
そしてその希少価値の高さに見合うだけの価値をこの金華さばは誇っております。
脂が乗っており、身が厚く引き締まっている、そんな約束された美味しさが金華さばという名前を持つだけで得られるのです。

そんな鯖界で上位に位置する金華さばをさらに厳選したのがこの商品になります。
例えるならば東大合格者のなかで、さらに合格者平均点を超えた人のみを集めたような贅沢です。
美味しいなんていうことは食べるまでもなくわかってしまいますね。
しかもこの商品は鮮魚のまま冷凍することなく、缶詰にしているため、いつでも高級鯖を味わうことができる素晴らしいものなのです。
魚の旨みや栄養分がどこにも逃げることがなく、缶の中で味がぎっしりしみ込んでおります。
余計なものを一切使わず、自然の恵みによって生まれたこの金華さばをぜひ皆さんも味わってみてください。

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