『フィンボス アフリカンゴーストペッパーソース』

どんな人間であっても多かれ少なれ表と裏は存在します。
果たしてどちらが本当の自分なのだろうという問いの答えは裏であると思います。
それは直観的に考えても裏の方が素の自分に近いという感じがすることもあり、裏であると答える人が多いでしょうが、漢字もそうであると物語っております。
下の画像をご覧ください。
裏と表の漢字
そうです。「裏」という漢字の中には「表」が含まれているのです。
つまり裏は表も包含しており、表と裏を合わせて一人の人間だとすれば、裏こそが自分であるということができます。
二つのものの関係が密接で切り離せないことを表裏一体と言いますが、いやはや言い得て妙であります。

こういった反対の意味の漢字なのに片方にもう片方の字が含まれているというのは、もちろん偶然ではあるでしょうが、とても興味深いですよね。
そしてこのような字は他にも存在します。
幸と辛
「辛」と「幸」です。
幸せの中に辛いがあるというのは、なんだかちょっと深いですね。
自分が辛さの真っただ中にいたとしても実はすぐそこに幸せはある。
もしくは勉強やスポーツ、仕事に置き換えれば、辛いことを乗り越えた先に幸せが待っている。
そんな希望を与えるような、前向きになれるような意味にも捉えられますね。

さてそんな「辛」の秘密に迫ったところで今回ご紹介する商品は「辛(から)い」商品になります。
商品
『フィンボス アフリカンゴーストペッパーソース』になります。
どうでもいいですが、「辛(つら)い」と「辛(から)い」って送り仮名が同じなのは凄くややこしいですね。
辛いので辛い。とか普通に共存して使うこともありそうなのが、またウザったいたらないですね。
なんか私も自分で書いていてこんがらがってきます。
まあ、そんなことは置いておいてこちらの商品。
透明な瓶から覗くのは一見トマトをすり潰したもののようにも見えて、そこまで辛そうには見えません。
しかしながら蓋を開けた途端に鼻を蹂躙する刺激は、私の生存本能が、これは食べてはいけないものだと強く訴えてきます。
ハバネロよりも辛いブットジョロキアという唐辛子を使用しているため、それはもう朝日が昇るくらい当たり前に辛いです。
たか
唐辛子と言えば鷹の爪ですが、それがもはや砂糖に思えてしまいますね。
記載されている辛さレベルは10段階中で12と、限界を超えた辛さです。意味不明です。
舌に触れた瞬間に罰ゲームどころか拷問とすらいえるくらいに口の中が大爆発します。
核兵器であるといっていいでしょう。
しかし確かにその中にわずかながらにも野菜の旨味を感じます。
辛いのが苦手な私からしてみれば、そんな野菜の旨味など気にできる余裕など一切合切ありません。
ですがもしかしたら、この世界の大魔王すらも倒せるくらいの勇者であれば、この辛味と旨味の調和を楽しむことができるかもしれません。
ぜひ我こそは、という方はこの絶望に挑戦してみてください。

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