【博多店】身体が成長するように味覚も成長する
子供のときは嫌いだったけれど成長するにつれて食べられるようになった、
というような食べ物は多かれ少なかれ誰にでもあるのではないかと思います。
私にもこのような経験はたくさんありまして、例えば海老ですね。
今では大好きです。
しかしながらどうしてそのようなことが起きるのだろうかと、
最近うんうんと唸りながら夜な夜な考えておりました。
その結果それなりに自分の中で納得のいく解答を得ることができました(根拠はありませんが)。
これを考えるうえで、大きな疑問になったのがコーヒーです。
コーヒーが好きな子供はあまりいないですが、
反対にコーヒーが嫌いな大人ってあまりいないイメージがあります。
他の食べ物は大人から子供までまちまちなのに、
コーヒーはこれが当てはまる場合が比較的多いように思います。
かくいう私もその一人であります。
そこでどうしてコーヒーが飲めるようになったのか思い出してみました。
高校三年生のとき私は夜を徹して勉強をするためにカフェインがどうしても欲しくて、
大して好きでもないコーヒーを日頃からガブガブと飲んでおりました。
その結果どうなったのかというと、
コーヒーの味に慣れて美味しいと思うようになったのです。
皆さんがコーヒーを好きなった経緯はわかりませんが、
“慣れ“から好きになった人もいるのではないでしょうか。
たとえ嫌いなものであっても摂り続けていれば、好きになるということですね。
しかしながらこれが答えなのかというとそうでもないと思います。
なぜなら私は海老が嫌いでずっと食べていなかったのですが、
ある日突然食べてみたら美味しいと感じたからです。
そこでコーヒーに関してさらに考えてみました。
コーヒーが苦手な要因って基本的には苦味がキツイからだと思います。
しかしこのコーヒーを通して苦味の良さを理解することができるようになったわけです。
ところで味覚の基本要素は甘味、酸味、塩味、苦味、うま味になります。
甘味、塩味、うま味は子供が元から特に好きな要素であると思います。
酸味については日本食の魂『梅干し』もそうですし、
シゲッキクスやかむかむレモンなど酸っぱいお菓子はけっこう愛されているかと思います。
ところが苦味はどうでしょう。
子供のときに苦くて好きだったものと言われるとパッとは思いつきません。
ちなみに私は昔ピーマンが苦手でした。
つまり私は苦味を克服したことにより、味覚の基本要素を全て網羅したことになります。
これは食事をする上での革命といっても良いのではないでしょうか。
例えるなら今までの私はユニフォームと運動靴と台と球は用意したのに、
ラケットがない状態で卓球を楽しもうとしていたのです。
これでも手打ち卓球で楽しむことはできますが100%卓球を楽しむことはできません。
コーヒーによって完璧な味覚を手に入れたから、
今まで食べていた物に対する感じ方が大きく変化したのでしょう。
ということで今回紹介する商品は、
私が大人になってから好きになった『海老』に関する商品になります。
この今にも動きだしそうなくらいに躍動感のある車エビが目印の商品、
『ピリ辛 海老ふりかけ』になります。
パッケージに描かれる島とうがらしに赤い背景は、
この商品が辛いということを強く印象付けております。
しかしその辛さが丁度良いピリ辛でありご飯が止まらなくなってしまいます。
食べた瞬間に水風船が破裂するように口の中に広がる沖縄の美しい海で育った高級車エビの風味と、
白鳥に付いていくアヒルのように少し後から追いかけてくる沖縄の元気な太陽の光を浴びて育った島とうがらしの旨辛による、
沖縄コンビの最高のハーモニーをぜひ皆さんもお試しください!
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